神奈川県横須賀市野比2-26-1 御祭神:猿田彦命 |
猿田彦と白髭との関係はよく分かりませんが、
日本各地にある白髭神社は大抵猿田彦(猿田彦命)を祭っています。
丘の中腹にあり、階段を昇って鳥居をくぐります。
この横須賀の浦賀水道(東京湾)に沿ってある神社には多いのですが、
船の海上安全を祈って創立された神社が多く、ここもそうでした。
とてもスーッとした清気が漂い、
なんとなく親しみやすい空気を感じます。
そして、見に来たのは拝殿の右手にあるこの大きな石です。
中央下部に水がたまりそうな穴があいています。
何かお供えをすることもあるような感じですが、
名前も説明も何もなく、どういう由来の石なのか、全く分かりませんでした。
石自体はかなりゴツゴツしてはいるのですが、
長年風雨にさらされて、角は取れています。
手水屋の脇に、こんな面白い形をしたソテツがありました。
また、拝殿左手の方に、こんな看板と足の位置をしめすものが・・・
「龍が見える所」??
指定の位置に立つと、拝殿を斜め前に見て、
背後の富塚山の山肌と空が見えるのですが、どこに龍が??
最初は山肌を探したのですが、それらしきものはありません。
しばらく探すと、拝殿裏の本殿?の屋根の途中に
それらしきものが見つかりました。
これは教えてもらわないと気付かないかも知れません。
何だか変わった作りですが、写真の通り瓦がなくて白い石膏のような部分があり、
そこに龍が彫られているのでした。
当初の目的の奇石は何だか分かりませんでしたが、
龍に期せずして会えて、良い気分で帰りました。