山梨県南都留郡山中湖村平野1979 御祭神:天手力男命 |
山中湖から道志村側に少し行った石割山にある。
巨石が「石」の字型に割れているという。
上の写真の橋を渡ると鳥居があり、
その先は木の陰で見えないのだが、長い長~い階段。
なんと403段もある!
この階段の各段が、水平ではなく、
少し下側に傾いており、
やや登りにくく、降りるときは前につんのめる。
まぁ、段数は少し減ったかも知れないが・・・
途中で右に曲がり、更に先が。
やっと登り切って、社殿があるかと思いきや
まだ山道をしばらく登る。
家族連れのハイカーもいたが、
想像以上に大変だった。
明日か明後日あたり筋肉痛になりそう。
やっとの思いで着いたが、でかい!
高さ10m以上はあろうかという巨石。
確かに「石」の字っぽいひび割れがある。
この大きな石が御神体である。
古くから「この岩の隙間を3回通れば幸運が開ける」
といわれているというので、チャレンジしてみた。
割れ目の足元はゆるい坂になっており、
上半分は非常に狭い。
「順路」と上から行くよう書かれていたのだが、
上からカニ足で降りながらでないと大人にはきつい。
お腹の出ている人は正直通れないだろう。
なんとか3回は無事通れた。
参拝も済ませ、また長い山道と階段を降りようかと
思ったところへ、たまたま来ていたどこかの子どもが
「頂上はすぐで広いんだよ」とおばあさんに言っていた。
確かに想像以上に頂上近くまで登ってきたし、
眺めもいいかも知れないと思い、
思い切って頂上を目指した。
ところが、行ってみると、狭い、傾斜がきつい、
ところどころロープも必要、
と、これまた想像以上に大変。
先ほどの石割神社がほぼ8合目にあったようで、
きつくはあったが、15分ほどで頂上に着いた。
確かに広くて眺めもいい、、、
はずだったが、霧がかかってしまった。
ときどき霧が切れて、山中湖は見えた。
40分くらい待ったが、ついに富士山の姿は拝めなかった。
真正面に大きく見えるはずだったのだが残念。
気持ちを整理して下山。
登りとは大違いで、あっという間に降りてしまった。
この富士山周辺には何度でも来てみたいと思う。
広い広いパワースポットだから。