もろぐち じんじゃ静岡県沼津市戸田(へだ)2710 |
諸口神社は、細長い岬の先にあり、
鳥居も海に面しているため、
車で行くと本殿の裏から入る格好になってしまう。
着いて、いきなりお参りになってしまった。
温かく包まれるような、女性的なエネルギーだ。
神社は岬の内側の森の中に鎮座し、
周囲の海岸に沿ってはずっと釣り場で、
湾内に漁港もある。
しかし、漁獲等とは無関係な気がする。
むしろ、富士山との関係を感じる。
本殿から参道を逆行して、波打ち際の鳥居へ。
だが、、、鳥居は東南東を向いている。
北北東にある富士山と真南のちょうど中間の方向だ。
一般的には鳥居は南を向き、時に東なので
特におかしい訳ではないが、
南を向けさせられなかった事情は見当たらない。
東に向けても山があって日の出は遅い。
諸口神社の「諸口」と「(弟)橘姫」は「もろき」(姫)と同語と言われ、
航海・漁業者の守護神として崇敬されているので、
やはり漁業と関係し、漁港に向いているだけかも??
(創建時の由緒は分かっていない)
尚、本殿の左手前にこの境内社があり、
名前も何も書いてなかったが、
境内で一番強い気を発している感じがした。
この神社に来たのなら、
必ずここにも来なさい、という感じで、
実は着いてすぐから気になったのだが、
最後にお参りして、次に大瀬神社に向かった。
諸口神社から大瀬神社へは、
海岸沿いを北上するだけだと思ったらさにあらず。
直線距離は6kmほどなのに、海岸線は絶壁続きで道はなく、
くねくねの山道ばかりで、道のりは15kmもあった。