しおかわ たき・しおかわ じんじゃ神奈川県愛甲郡愛川町田代塩川瀧 |
ここは、地図をよく見ながら行かないと辿り着けない。
半原バイパスから斜めに下り坂の分岐を降り、
バーベキューハウスの手前を左折して、
半原バイパスの下をくぐった先にある。
上図の△のあたりで山道になり、
車で行けるのかやや心配になるが大丈夫。
住宅の終わったすぐ先だが、割とうっそうとした森の中に、
10台くらい停められそうな駐車場があり、
赤い祠(稲荷神社)が建っている。
駐車場の奥に橋があり、右前方に塩川神社がある。
橋を渡り終わったあたりから、結界に入った感じだ。
あまりきつくは感じなかったが、
比較的引き締まった空気が漂っている。
ここは、八菅山修験の第五番行所で熊野修験の系列。
塩川滝がご神体で、滝修行の場なのだ。
ここのご作法は、二拝・八拍手・一拝と拍手が多い。
橋に戻って逆方向に進むと、別の瀧神橋という赤い橋がある。
この橋は、川の反対側に行くためのものではなく、
塩川滝を見るために作られた展望台みたいなものだ。
滝付近は足場が悪く、安全上仕方ないのかも知れないが、
そんなに多くの人が来る観光地でもないのに、
少々大げさな感じで、場にそぐわない気がする。
幅約4m、落差約15mの滝だ。
橋の上、滝の半分くらいの高さから見ることになる。
下から見上げられないのは残念。
個人的には、この橋がない方が、
パワーを感じられると思う。
せめて金属製でなく木製ならよかったのだが。
良くも悪くも訪れる人が少なく、
穴場的なパワースポットと言えよう。