岩屋岩蔭遺跡 (金山巨石群) 岐阜県下呂市金山町岩瀬高平 |
モネの池の後、北上して国道256号を進み、
和良のあたりを通って、瑞山街道を登る。
途中、「岩蔭公園」「金山巨石群」は左の案内板があるが、
手前から入ると、あまりに道がせまく、
車の両側を草でこすってしまう。
更に800-900m先にある「岩屋岩蔭遺跡」の案内板の
ところを入った方が良い。
しかし、ここは一体何なんだ!
山の頂上ではないが、
山の頂上近くに、いきなり10-20m級の巨石群が
ゴロゴロというか、ドスンドスンというか。
何らかの法則性に従って(?)鎮座している。
あまりの圧倒的な存在感に言葉も出ない。
排他的な空気はないものの、
安易には近寄りがたい雰囲気がある。
妙見神社という神社でもある。
巨石は、自然のままではなく、
平面に削ったり加工した跡が見て取れる。
いろいろな調査が行われており、
巨石ごとに、観測ポイント①~⑫の案内板が立っている。
巨石の面やすき間などが、
夏至・冬至、春分・秋分などの
太陽観測用の配置や加工になっているらしい。
周辺からは、縄文土器や石器・石鏃なども出土しており、
古いものでは 8,000年前の土器もあったという。
とにかく、昔、昔からあったのだろう
という感じが強くあり、
一帯がパワースポットといえる。
トップの写真の巨石の手前が、
妙見神社の階段状の参道でもあるのだが、
ところどころで立ち止まると、
なぜか地面の細かい振動が感じられた。
もちろん、近くに工事現場があったり、
ダンプカーが通ったりはない。
下に川は流れているが、
振動を起こすほどの水量ではない。
何とも不思議なスポットである。