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石老山巨石群

2021/08/08

神奈川県相模原市緑区寸沢嵐

8月26日、相模湖の近くにある石老山に行ってきました。
ここには、巨石、奇岩がいっぱいあります!

週末のつもりだったのですが、迷走台風10号が
いつまたどんな動きをするか分からなかったので慌てて。

上り

石老山の巨石群

ここの「いい~さがみはら」を参考に
10数年ぶりに2回目です。

前回は上のサイトの通り石老山入口から行ったので、
今回は逆にプレジャーフォレスト側から。

石老山,ルート

山に入るまでは今日はさすがに暑かった。
相模湖休養村のところから山に入ります。

石老山

最初は小さな渓流に沿って登ります。
帽子も要らないくらい、陽射しは遮られ、
気持ちいい空気です。

1mくらいの石がゴロゴロしています。
実は途中で一度道に迷ったのですが、
(どこに道があるのか分からなくなった)
後から来た人に聞いて、難を逃れました!?

石老山の巨石群

上から来れば分かるのですが、下からだと
非常に分かりにくい道標の欲しい場所でした。

道は急ではあるのですが、
疲れたころに一時的に平坦になったり、
気持ち良い風が吹いてくれたり、
付きまとう虫も全然いなくて、
休むことなく快調に登りました。

休養村から20分くらいで、大明神展望台に着きます。

いい場所なのですが、ちょっと木々がじゃまで
相模湖とかは少ししか見えませんでした。

石老山から相模湖を望む

もう少し登っていくと、
大明神様があります。

石老山,大明神

そこから石老山山頂へは意外とあって
40分くらいかかったでしょうか。

こんな上の見えない長~い階段があったりして、
さすがに何度か休んでしまいました。

石老山山頂への階段

そして、やっと山頂です。
標高は702m。高尾山599mより少し高い。
直線距離で6km半くらいなんですよね。

石老山,山頂

ここからは丹沢の山々が見えます。
天気は最高だったのですが、
富士山は霞んで見えませんでした。

 

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下り

ここからは下りです。
気持ち良い風を浴びながら、
フィトンチッドをも浴びながら、
快調に降りて行きます。

途中から巨岩、奇岩が急に増えだします。
八方岩、試石、擁護岩(雷電岩)など。
巾や高さが数m~20mもあります!

こちらは、擁護岩が覆いかぶさった飯綱権現神社
擁護岩は石老山で最大の岩で19 x 22m。

石老山の飯綱権現神社

こういうデンとした石もあれば
そそり立つ岩もあれば。

石老山の巨石

こちらは、確か蓮華岩
写真には入っていませんが、その右には大天狗岩

石老山の巨石

もうしばらく下りて行くと、顕鏡寺が見えてきました。

その手前(山側)にこの鳥居がありました。
飯綱宮」と書かれています。
先ほどの飯綱権現神社の一の鳥居のようですね。

飯綱宮,石老山

鳥居の下は顕鏡寺です。
山号を石老山といい、それがそのまま
この山の名前になったそうです。

こちらは、大きな岩の下?中?に岩窟があり、
道志法師と源海法師が住居とし、道志岩窟というそうです。

道志岩窟,顕鏡寺,石老山

中には、顕鏡寺の寺宝「福一満虚空蔵尊」が安置され、
内部は冷蔵庫のようにとてもひんやりしていました。

山門を出ると、すぐ前に「蛇木杉」という
大蛇のような太い太い根が2本、横に伸びています。

蛇木杉,石老山

その後も、巨石、奇岩が続きます。

石老山の巨石

石段がしばらく続くのですが、
いつもなのか、今日はたまたまなのか、川になっていました。

今日もまたチョウとご縁があり、
アオスジアゲハと思われる青と黒のチョウが
その川で水を飲んでいました。

石老山で見たアオスジアゲハ

すぐどこかに飛んで行ってしまうのですが、
すぐまた私のそばに戻ってきます。
さほど警戒している感じはしませんでした。

石段を流れる水量はだんだん増えてきます。

石老山途中の石段

その先に滝不動がありました。
水が表面をつたる大きな岩の奥に姿が見えます。

石老山にある滝不動

他にも多くの巨岩、奇岩がありましたが、
もう書き切れません。

何か霊的なパワーを発しているというより、
小さなことにこだわらずに、
大きな気持ちで進みなさい、
と後押ししてくれるような石、岩の数々でした。

もう少しで山から住宅街に出るあたりで、
振り返って写真を撮ると、
様々な光が温かく見送ってくれていました。

石老山の光
石老山の光

回り方ですが、

おししいものを最後にとっておくタイプの方は、
今回の私と同じ左回り、

おいしいものは先に食べるタイプの方は、
右回りがいいのかなと思います。