塚原大神宮

ここは偶然訪れることになった。
足柄峠に行った帰りに、ナビを見ていたら近くに
「塚原大神宮」と出てきて、「こんなところに大神宮！？」と
気になって、急遽行ってみた次第だ。

丘に上のみかん畑の中にあった。
「緑の広場」ともあり、大神宮という雰囲気ではない。
広場の中に神社がある感じだ。

小さな道標はあったものの、
神社名の看板や由緒書きなどはまったくない。

一応、石の門に「塚原大神宮」と朱色に彫られていた。
ただ、帰宅後に神社庁のウェブを調べてみると、
神明神社で、御祭神は天照大神とあった。
地元では「大神宮さん」と呼んで親しまれているらしい。

鳥居は、珍しく黒である。（一番上の写真）
かと言って玄武の北を向いている訳ではなく、
方位磁針で確認したが、東南東を向いていた。

境内には、やや大きな石がいくつかあり、
その石同士を結ぶ目に見えないラインがあって、
ゆるい結界を張っている感じがした。

特に御神木や御神体にされているものはないようだ。

また、木の種類は分からないが、
社殿の右手の方に、こんなねじれた木があった。
地のパワーが強い証拠である。
ただ、その木からはあまり発するものは感じられなかった。

うまく言えないが、あまり強いパワースポットではないのだが、
無邪気な子どもの氣に似た、
元気でほわッとした空気が漂う空間である。