はこね じんじゃ神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1 |
このあたりは、言い伝えでは紀元前から、駒ケ岳の主峰の神山を神体山とする
山岳信仰の一大霊場で、関東総鎮守箱根大権現と呼ばれたそうです。
奈良時代初期、天平宝字元年(757年)万巻上人が、箱根大神様の御神託により
現在の地に里宮を建てたのが、現在の箱根神社になります。
天下の険 箱根山にあり、関所もあった場所なので、
交通安全や開運にご利益があります。
車なら無料の駐車場があり、バスで行けば湖畔を数分歩けば入口に着きます。
まずは、大きな杉木立の間の階段を昇ることになります。
高低差はありますが、それほど急でも長くもなく、
数分で拝殿前に到着です。
上の写真のように、社殿は一般的な朱色というより
えんじ色のかなり濃い色です。
狛犬の手前がちょっとした広場になっており、
とても爽やかな気が漂っています。
交通の発達した現代としては、交通安全というより
目標達成によい場所のような気がします。
拝殿にはいくつか鈴が下がり、
その上に白い龍の彫り物があります。
白く塗られて見えますが、金龍を白く描く場合もあり、
実際は白龍なのか金龍なのか?
芦ノ湖の龍神伝説と関係があるのでしょうが、
隣は「九頭竜神社」(新宮)ですし、
少し離れたところには「白龍神社」もあります。
階段を降りて行くと、湖畔までつながっており、
芦ノ湖に入ってすぐのところに「平和の鳥居」があります。
ここはいい写真スポットになっています。
その少し手前の参道にこんな石が埋まっています。
個人的に勝手に鯨石と呼んでおり、行く度にご挨拶しています。