陣馬山

陣馬山は、神奈川県相模原市と東京都八王子市の境にあり、
登山ルートはいくつかある。

一番楽なのは、和田峠の駐車場まで車で行って、
あと700mほど歩いて登るルートだ。

今回は、圏央道の八王子西ICを下りて、
美山通りの河原宿交差点から陣馬街道に入った。

陣馬高原下あたりまではよいのだが、
その後は道が狭い。
すれ違い不可能で急傾斜という場所も多く、
対向車が来ないか心配しながら進むことになる。
歩く登山者や自転車も多いので注意だ。

くねくね道を20-30分行くと、
この写真の場所＝和田峠に着く。
広い駐車場があり、１回800円だ。

茶屋の左側に白い階段がある。
初めの写真に見える範囲と、最後の方と、
山頂まで約700mの内、4分の1くらいがこの階段だ。

歩きやすくて大変助かるのだが、
山道によくあるものと違い、
丸太も使わず、タテ・ヨコ白い板で
家の中にあっても不思議でないようなものなので、
かなり違和感がある。

30分ほどで山頂に到着だ。
前にご紹介した大野山と似て、
山頂部が高原になっていて、見晴らしがよい。

標高857mの山頂には、
1969年に建てられたという白馬の像が
シンボルとして立っている。

茶屋も３つ（１つは休業）あり、食事もできる。

戦国時代には、武田氏と北条氏が対陣したあたりで、
ここに狼煙台もあったという通り、
とにかく見晴らしがよい。

下の案内図にある通りで、
大山や富士山、更には日光の男体山まで見える。

パワースポットという感じではないが、
「関東の富士見百景」「かながわの景勝50選」にも
選ばれており、絶景スポットと言える。

この700ｍを登ることよりも、
車で狭い山道を登る方が大変かも知れない。

歩く距離が長くなっても構わなければ、
高尾駅からバスで陣馬高原下まで来るか、
藤野駅からバスで和田（和田峠とは別の場所）まで来る手もある。

20-30分頂上でゆっくりして下山したが、
途中でサルに出くわした。
クマでなくてよかった。。。

いい～さがみはら