山・峠・丘

甘利山

2024/06/16

甘利山(あまりやま)・椹池(さわらいけ)

山梨県韮崎市旭町上條北割

甘利山

車で気軽に行けて、
山頂が6月にはツツジに覆われている、
と聞いて、山頂がツツジに?
ということで訪れてみた。

中央高速の韮崎インターチェンジから40分弱だった。
甘利山入口の交差点まではすぐだが、
その先のくねくね山道が結構長い。
地図で確認すると、山道だけで12kmほど。

甘利山 椹池

途中に椹池さわらいけという池があり、
緑がいっぱいで、水面が鏡面化しており、
なかなかいい雰囲気だ。
一部は、湿原化している。

甘利山 椹池

朝9時過ぎだったが、
カエルがかなりにぎやかに歌い合っていた。
それが返って静寂感を呼び、しんみりした感じであった。
湖畔でテントを張ってキャンプを楽しむ人もいた。

椹池から更にくねくね山道を5kmほど登ると駐車場に到着。
この日はかなり霧がかかってしまい、
空が真っ白になってしまった。

麓は15℃くらいだったが、
ここは10℃ほどまで下がり、
長袖でないと寒いくらいだ。

甘利山

案内板を見ると、山頂までわずか20分。
駐車場の向かいに山小屋があり、
すでにツツジに囲まれている(一番上の写真)。

甘利山

さほど傾斜もきつくない遊歩道(?)を20分。
すぐに頂上だった。

本当なら、富士山や甲府市街を見渡せるはずだったが、
霧で何も見えなかった。

甘利山

こんなにも花に満ちた山頂は初めてだ。
山頂と言うより、高原だろうか。

ツツジが一番多いが、
黄色く小さなウマノアシガタも結構咲いていた。
写真右のアヤメは、先ほどの椹池にあったもの。

パワースポットとはちょっと違うかも知れないが、
山の氣と花に元気をもらえる場所ではある。

更に片道2時間がんばって千頭星山せんとうぼしやま
向かう人たちもいたが、
キリが濃いのでやめておいた。

ぐるっと別の道を降り、
先ほどの山小屋に戻った。

甘利山

山のカフェ風になっており、
6月だというのにストーブを焚いていた。
薪ストーブで、ほんわかした雰囲気の中で
コーヒーを1杯ゆっくりと楽しませてもらった。

 


 

甘利山神社

椹池から、車道の反対側を少し登ったところに甘利神社がある。
長めの階段を昇った先に鎮座している。

甘利神社

特別変わった感じはないのだが、
何となく時空が歪んでいるような感覚がして、
手振れはしてないはずなのだが、
写真のピントが右半分だけぼけている。
神社等でときどき起きるが、何だろうか?

甘利山