鷹取山

たまたま、この記事を見かけて出かけてみた。
湘南の妙義山はサクッと行けてサクッと登れる！ 磨崖仏を巡るハイク

車で行くときは、注意が必要だ。
①駐車場がない
前に紹介した神武寺から行くならば、お寺の駐車場を使えるが、
そこからのルートは、結構山道が大変。
鷹取山だけに行くなら、近くには見当たらず、
今回は特Ｐ／アキッパで、民家の駐車場をお借りした。

②住所に注意
「鷹取山」と「高取山」、
「横須賀市鷹取」と「横須賀市湘南鷹取」を間違えてナビに
入れてしまうと、違う場所に行ってしまうので注意。

住宅街の傍らにあって、
かつては石切場にもなっていた山で、
容姿が群馬県の妙義山の似ているらしく、
「湘南妙義」「湘南の妙義山」とも呼ばれるらしい。
私の感覚では、横須賀は決して湘南ではないのだが(笑)

テニスコートの脇に入口があり、
ずっと舗装された坂道を登って行ける。

10分ほど登ると、平らな広場に出て、
その奥を左手に進む。

こんな石切場跡のようなところを抜け、
アップダウンを繰り返す石段をまた10分ほど進む。

すると、正面に磨崖仏が登場する！
タイかベトナムあたりの雰囲気があり、
そんなには古くはなさそうだ。

近くに案内書きがあり、読んでみるとこうあった。
「磨崖仏の弥勒菩薩尊像は、逗子市に在住の川口 満氏の依頼により、
本市在住の彫刻家 藤島 茂氏が昭和40年頃に制作したものです。」

60年ほど前に作られたものだった。
小学生が書いたと思われるこんな案内もあった。

ハイキングには楽しい場所だが、
残念ながら、エネルギー的にはパワースポット化はしていないか!?

アップダウンの石段を広場まで戻り、
標高139mの展望台へ。

高さの割には、海に近いこともあり、
富士山、江ノ島、大島、久里浜火力発電所などが眺められる。

おまけかも知れないが、
最初の入口とこの展望台の間に
磨崖仏壁画群がある。

案内がなく、細い踏み分け道的なところを進むので、
知らないと見落としてしまう。

一応、1972年ごろに許可を得て描かれたものらしいが、
周りにもいたずらで描いたらしきものもある。
ただ、洞窟のような場所にあって、雰囲気はいいかも知れない。
古代からのペトログリフならよかったのだが。

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